08月12

大好きだった夫とのこと(コピペ)

メッチャ泣けたから、コピペする。
文面から平成末期のスレだと思う。
これ、この先どうなったか知ってる人教えて!

大好きだった夫、こうしてスレッドを書いている今でも、まだ大好きな夫のケンちゃん。
でも、もうサヨナラ。
私はサヨナラすることに決めたんだ。

私が初めてカラダを許したのが夫。
異性の前で初めて裸になってもいいと思った男性が夫。
恥ずかしかったけど、初めてアソコを見せてもいいと思った男性が夫。
夫にならアソコを舐められたい、アレを入れられたい、そう思った。
私にとって、一生に一度の処女喪失の相手が夫。

夫に処女をッ下げたときの感動は今も忘れない。
初めて見た夫のアレ、初めて舐めたときはぎこちなかったけど、あれ以来愛しくなった。
処女膜を突き破られる感触、痛かったけど、流した涙は嬉し涙だった。

夫に抱かれるたび、少しずつ気持ち良くなっていった。
いつしか、声を出して喘ぐようになった。
身を捩って悶えるようになった。
後ろから入れられたり、夫に跨ったり、色んな抱かれ方をした。

そして、夫の子供を妊娠した。
嬉しかったけど、父に叱られた。
デキ婚した。
婚姻届けを出して、
「私、ケンちゃんのお嫁さんだね!」
て言って腕を組んで歩いた。

借りたアパートに移り住んだ数日後、お腹が痛くて病院に行った。
赤ちゃん、ダメだった・・・
夫は優しく慰めてくれた。
でも、妊娠から流産、その後の処置で新婚なのにずっと夫に抱かれない日々だった。
まさか、夫が他の女の人を抱いてたなんて思わなかった。

夫の帰りが遅いのは、仕事が忙しいからだと思ってた。
でも、夫は次第に私を抱かなくなっていった。
やがて、外で夕食を済まし、私の作るご飯を食べなくなった。
殆んどねるためだけに帰って来るようになった。
そして、滅多に帰らなくなった・・・

私は、少しずつ荷物をまとめるようになった。
キャリーバッグに荷物を詰めて、いつでもアパートを出られるようにしていた。
思い出の品々を見ては、泣きながら荷物をまとめた。
妻の私以外の女の人を抱いて、帰ってこない夫・・・
それでも、夫の事が大好きで、決して嫌いになれないでいた。
でも、心が死にそうだった。
限界だった。
もう一度夫が帰ってきたら、最後に一目夫の姿を見たら、次の朝、出ていこうと決めた。

夫が帰ってきた。
一週間ぶりだった。
「お帰りなさい・・・」
「ああ・・・」
「ご飯は?」
「要らねえ、食ってきた・・・」
「そう・・・」
最後の夜なのに、明日は私出ていくのに、その夜交わした短い会話だった。
でも、夫は私が出ていくことは知らないから、仕方がなかった。

翌朝、食事を作ったけど、食べてはもらえなかった。
「行ってくる。」
「うん・・・行ってらっしゃい。」
「ああ・・・」
「お仕事がんばってね。」
「ああ・・・」
「気を付けてね。」
「ああ・・・」
夫が出ていく・・・最後の姿になる・・・
「あの、ケンちゃん・・・」
「何だよ。お前、ウゼえ・・・」
私、ウザかったんだ・・・

玄関を開けて、遠ざかる夫の背中を見ていた・・・あの歩き方・・・ケンちゃん・・・サヨナラ・・・帰ってきた時、私、居ないよ・・・涙が溢れた。
夫の最後の言葉が「お前、ウゼえ」だなんて・・・

部屋の中を見渡した。
2年近く暮らした部屋を記憶にとどめた。
キャリーバッグを持って玄関を出た。
扉を閉じて、鍵をかけた。
戻りたくなっても戻らないように、鍵を新聞受けから部屋の中へ入れた。
チャリン・・・私と夫の間の扉にも鍵がかかった音がした。
夫が帰ってきて、私がいなかったらどう思うかな?
あ、今日は金曜日か・・・彼女の所に行ってるから帰ってくるわけないか。

実家に戻ったら、事情を知ってる父も母も、兄も義姉もみんな優しく迎えてくれた。
もうすぐ平成が終わる・・・
その頃には、私たち夫婦も終わるのかな・・・

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